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ケータイの未来2020 リアルライフ革命 本体からディスプレイを開放 夏野剛氏

ケータイの未来 夏野 剛ケータイの未来
夏野 剛
☆☆☆☆☆

プロローグの「ケータイの未来2020」が良かった。
今後のモバイルサービスを考える上で非常に参考になる。
モバイル業界で働いていく職業人の必読書となるだろう。

トピックスをまとめると…
・iモードの時代は終わった。
 今後、ケータイ業界全体が大きくなるには
 新たなビジネスモデルが必要
・金融関連をターゲットとしたドコモ生態系の拡張構想
・ケータイというより身近なネット接続デバイスの将来
・カード機能を取り込みつつあるケータイ
 今後はより薄くなり逆にカードに近いものになっていく
・ディスプレイサイズが縮むことはない
 ホログラムディスプレイのような
 本体サイズからディスプレイサイズを開放
・技術的には勝る日本の端末メーカーが世界で勝てない
 のは営業・マーケティング力と意志決定力が弱いから
 自分で流通網を整備した経験を持っていないから
・前回までの購買履歴を判断して適切なタイミングで
 新しい商品の案内
・少子・高齢化社会では、顧客との結びつきをより深め
 個々の顧客の満足度を上げるべく、きめ細かいサービスを提供
注目の新機能…
・深みのあるジングル
 可聴域(20ヘルツ〜20キロヘルツ)を超える周波数成分を含む音
 の方が人の耳には「自然な音」に聞こえる
・バーチャルディスプレイ
・ながら需要にはタッチキー
 じっくり需要(デスク,新幹線)ではバーチャルキーボード
・居場所サーチ
・スピーカーフォン
・改札内・コンサートホール・病院等では自動的にマナーモード
・TelBox⇒電話ボックスが置き換わったプライベート通話スペース
 場所代として1分10円。3分100円の高級TelBox
・N901iでは顔の動きを追いかけるカメラ機能
 ユーザーがテレビ電話を使用中に顔を左右に動かせば
 カメラはその動きを検知し、その動きに合わせて
 顔にハート型のスタンプも動く
・ローカル無線認証
 電波を発する端末をもう1つ身につけておき、携帯がその電波を
 感知する間は携帯を利用できる。携帯を放置・紛失・体から
 一定距離だけ離れた場合、携帯の機能が一切利用できない機能
・生体認証>指紋、虹彩、静脈、電気伝導率、顔認証
・テレビ番組の制約の1つは、番組の編成が利用者の都合とは
 無関係に行われていること
 ⇒ケータイワンセグVODが期待

<目次>
プロローグ 小説「ケータイの未来2020」

第一章 新たな挑戦「生活インフラ」
iモード以来の転換点に
SF小説のような世界が現実になる
おサイフケータイは次なる成長の源泉に
インターネットの成長からは必然の結果
ケータイ・ユーザーと共に進化する企業へ
なぜ五年周期?
おサイフケータイも日本発、世界へ

第二章 おサイフケータイによるリアルライフ革命
ドコモがなぜクレジット・カード事業を始めるのか
おサイフケータイとiDはDCMXの布石
本命サービスDCMXが登場
デザインでも新しくかっこいいサービスに
利用シーンの広がりに合わせて
お金の流れは貴重な情報
JRの支持で決まったFeliCaの採用
小銭決済でもターゲット・マーケティング
従来とは異なるユーザー層を開拓
ケータイとカードの類似点
ITの活用で究極のターゲット・マーケティング

第三章 業界志向を捨てマーケット志向へ
「余計なことをしてはいけない」という刷り込み
「業界のため」は誰のため?
買収・統合・分割もフツーに
人材にも多様性を
「事務系」「技術系」という言い訳
「技術万能」のウソ
「固定と携帯のシナジー」という夢
勘違いの顧客満足(CS)
政治と嫉妬の「標準化」
少なすぎる英語ディベートのできる日本人
部分最適と全体最適の両立を
業界のリーダーから経済界のリーダーに
ドコモが採り得る戦略とジレンマ
通信と放送の融合マーケットはどこに?

第四章 ケータイ生態系にも変革の波
淘汰が必至のモバイル・コンテンツ業界
周回遅れの海外モバイル・コンテンツ業界
世界競争に巻き込まれるメーカー
営業・マーケティング力で上がってきた欧米メーカー
いいところどりのサムスン

第五章 そしてその先にあるもの
SFにみるケータイの未来
小説「ケータイの未来」に見る将来像

<著者>
夏野 剛(なつの・たけし)
ドコモのマルチメディア戦略の総責任者として、iモードからおサイフケータイ、クレジットサービスiD、DCMXまでさまざまなサービスを世に送り出している。ベンチャー企業副社長から1997年にiモード立ち上げのためにドコモに転身し、iモードの育ての親として世界的に知られている。2001年ビジネスウィーク誌にて世界のeビジネスリーダー25人の一人に選ばれる。著書には、『iモード・ストラテジー』『ア・ラ・iモード』(日経BP企画)がある。
1988年 早稲田大学政治経済学部卒業、東京ガス株式会社入社
1995年 ペンシルバニア大学経営大学院ウォートンスクール卒業(MBA)
1996年 株式会社ハイパーネット取締役副社長
1997年 株式会社NTTドコモ入社
2005年 同社執行役員
現在、以下の役職を兼務している。
株式会社ディーツーコミュニケーションズ(ドコモ、電通JV)代表取締役
株式会社フェリカネットワークス(ソニー、ドコモJV)取締役
三井住友カード株式会社取締役
タワーレコード株式会社取締役
楽天オークション株式会社取締役
有限責任事業組合D.N.ドリームパートナーズ(日本テレビ、ドコモJV)職務執行者
Suica普及推進共同有限責任事業組合(JR東日本、ドコモ、NTTデータJV)職務執行者

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