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ケータイならではのサービス企画開発 ケータイ業界52人が語る戦略の裏側

ケータイ業界52人が語る「戦略」の裏側 石川温ケータイ業界52人が語る「戦略」の裏側
石川 温
☆☆☆

<著者>
石川 温(いしかわ つつむ)
1998年に日経ホーム出版社に入社し、月刊誌『日経TRENDY』編集記者に。ケータイ業界を中心にヒット商品、クルマ、ホテルなどで記事を執筆。 2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界はキャリア、メーカー、CP(コンテンツ・プロバイダー)など幅広く取材。近著に『Web2.0時代のケータイ戦争 番号ポータビリティで激変する業界地図』(角川書店)などがある。

<目次>
NTTドコモ
 MNP(番号ポータビリティ)では苦戦したが
 「ドコモ2.0」を打ち出すなど、業界の王者として
 料金/サービス/コンテンツなどで本格反撃
KDDI(au)
 MNPではひとり勝ちだが
 料金ではドコモ、コンテンツではソフトバンクを意識し
 ユーザー指向をさらに強めてシェア拡大をめざす
ソフトバンクモバイル
 魅力的な端末、わかりやすく安価な料金制度
 独自コンテンツで、ユーザ−の支持が急上昇
ウィルコム
 展開するウィルコムはスマートフォンが好調
 今後はケータイに真っ向から勝負を挑む可能性も
新規参入キャリア
 イー・モバイル:定額制の高速データ通信、エリア拡大期待
 アイピーモバイルの事業化は不透明
ケータイ電子マネー
 事業者が複雑に絡み合う現状と見通し整理
マルチメディア放送の行方
 ワンセグ、デジタルラジオ、MediaFLO、ISDB-Tmm
端末メーカー各社の製品展開と戦略
 メーカー独自の製品ラインナップ戦略
 国際市場展開
ケータイ業界はこれからどうなる?
 モバイルWiMAX

著者がNIKKEI NETに連載されている「モバイル-石川温のケータイ
業界事情:IT-PLUS
」をベースに、2007/9/28までの業界状況が
まとめられている。

そのため2007年秋までの状況を時間をかけずに効率的に
キャッチアップされたい人に向いている。


悲しいことだが、非モバイル業界の人間が、オープン化標準化と
さも尤もらしく叫ぶばれているが(例えば、小飼弾氏Blogなど)
戦略的にタイミングを計っている場合もあるという事を理解すべき。

戦略のない時期尚早な標準化は母屋を取られる危険な行為であり
3年後には端末は中国製、ソフトウェアはGoogle支配になって
しまう可能性だってある。
ユーザー視点で築いたビジネスモデルの優位性を有効利用すべき。

ユーザーは別にPCネットと同じモノを望んではいない。
オタクのためのケータイネットサービスを望んでいる訳ではない。
多くの一般的なユーザーは、別にPCと同じように仕事ができる
ビジネスケータイを望んでいる訳でもない。

PCネットの常識で設計したモノは、多くの一般ユーザーにとって
「使いづらい」「魅力の少ない」モノになりさがってしまう。
仕事のためにだけにケータイを使うのではない。
# もちろんビジネスユースも間違いなく増える。

ユーザーは「ケータイならでは」のサービスを求めているのだ。

iモードやDS Lite/Wiiなどがいい事例だが、オタク向けではなく
一般の普通のユーザーにとって、「使える」「魅力的な」
サービスになるように企画開発するところに新しい価値が生れる。

もちろん標準化も重要だが、極論すれば標準化は二の次。
まずはユーザーありき。

この本質を理解していないままに、「日本のケータイは海外で
つかえない」などとテレビの経済コメンテーターはしたり顔で
発言を繰り返す。まずは一度「ケータイならでは」の魅力的な
サービスを実際に実機で触って体感してもらいたい。

デコメをバカにするオヤジが多いが間違っている。
デコメをスマートに使いこなせるコミュニケーション能力が大切。
今年の年賀状はデコメ元年だった。
HTMLメールはケータイこそ華開く。
音・アニメとの連動も既に可能で
今後は音楽・動画連動も期待されている。

きせかえツールもしかり
待受ガジェットもしかり
ケータイ以外(PCネット・ゲーム・リアル等)で
人気になっているものに
ケータイならでは魔法をどうかけるか
今後もどんどん忙しくなっていきそう。
だけど、より面白くなっていきそう。



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